オフィスに備蓄する防災グッズ、どこに保管するのが良いのか悩む方も多いと思います。
防災グッズは「いざという時」に使うアイテムのため、普段使わない場所に仕舞い込んでおくケースも見受けられます。
しかし、なかには保管場所に向かない場所もあり、慎重に選びたいもの。
そこで今回は、オフィスの防災グッズの保管場所について、具体的な場所と注意点を紹介します。
オフィスの防災グッズの保管場所はどこが良い?
オフィスの防災グッズは、災害時にスムーズに取り出せることが大切です。
オフィス環境やスペース、レイアウトによって適切な場所は異なりますが、まずは以下の4つの場所から考えてみましょう。
オフィスキャビネットの中
ファイルや書類などを収納しているキャビネットの中に、防災グッズを収納する方法です。
転倒防止対策が施されていることが前提となりますが、普段、従業員が使用しているオフィスキャビネットであれば、取り出しやすくスムーズな活用が可能です。
従業員のデスク
従業員それぞれのデスクの引き出しに収納しておく方法です。常に従業員の近くに保管できるため、迅速に取り出せるのが最大のメリットです。
ただし、収納できるスペースが限られるため、以下のような個人用のセットになっている防災グッズを用意しておくのが望ましいです。
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休憩室や会議室の一角
休憩室や会議室の一角などに空いているスペースがあれば、そこを活用するのもよいでしょう。
従業員が頻繁に使用する場所であれば覚えやすく、いざという時にもすぐに思い出せるはずです。また、ある程度の広さがあればまとめて保管できる点もメリットです。
オフィスで防災グッズを保管する際の注意点
オフィスで防災グッズを保管する際、以下の3つのポイントに気を付けましょう。
- 分散して保管する
すぐに取り出せる場所を選ぶ
どこに何があるのかを全従業員に共有しておく
防災グッズをまとめて1つの場所で管理していると、その場所にアクセスできなくなった場合や、その場所の被害が大きい場合に取り出せなくなります。
そのため、数箇所に分散して保管しましょう。また、すぐに取り出せる場所を選ぶことも大切です。
全ての従業員が「どこに何があるのか」を把握できるようにポスターを掲示するなど、共有しておきましょう。
まとめ
災害時、防災グッズをスムーズに活用するためには、適切な保管場所選びが重要なカギとなります。
どの場所が最適かはオフィスによりますが、今回紹介した場所であれば、従業員がスムーズに取り出せるはずです。
そのためにも、従業員全員に防災グッズの保管場所を共有しておくことが大切です。
緊急時に正しい行動が取れるように、職場としてできる限りに環境を整えていきましょう。