YoutubeやTikTokなど個人が気軽に発信できるツールが増え、自宅での録音「宅録」を始める方が増えています。
そこで、これから宅録を始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
これまで楽器演奏や音声などの録音はレコーディングスタジオなどでおこなわれてきましたが、高性能な機材が増えている今、環境さえ整えれば自宅でも高品質な録音は可能です。
そこで今回は、工事なしでDIYできる防音対策を紹介します。これから宅録を始めたいと考えている方はぜひ参考に参考にしてみてください。
宅録に適した部屋選びも大切
そもそも宅録をおこなうには、自宅のなかで適切な場所選びが重要なポイントとなります。
家族と一緒に住んでいる方は使える部屋が限られることも多いと思いますが、音の反響や聞こえ方などを含めて、もっともクリアで適度に響く場所を選ぶのがおすすめです。
また、できるだけ外からの音が入らない部屋や、逆に録音中の音が外に漏れないような部屋を選ぶようにしましょう。
DIYできる防音対策4つ
では、具体的にDIYでできる防音対策にはどのような方法があるのでしょうか?
ここからは、宅録する際の防音対策として効果的な方法を4つ紹介します。どれも簡単にできる方法なので、ぜひ部屋の状況に応じて試してみてください。
防音・遮音カーテンをつける
防音性・遮音性の高いカーテンをつけることで、室内からの音漏れや屋外の騒音を減らす効果に期待できます。防音・遮音カーテンは生地に特殊な加工が施されたもので、レールにつけるタイプやレール不要タイプなど用途に合わせて選べる点も便利です!
床にカーペットを敷く
カーペットを敷くことで、床に音が伝わるのを防ぐことができます。下の階に音が響かないようにしたり、足音などを遮音する効果に期待できます。毛足の長いカーペットの方が短いものよりも防音効果が高いため、可能であれば毛足が長いカーペットを用意するとよいでしょう。
貼り付けタイプの吸音材を活用する
吸音材は、音を吸収して反響を減らす効果があるものです。壁に貼り付けるタイプの吸音材なら両面テープで取り付けられるので、工事は入りませんし簡単にDIYできます。
音を発する場所の正面や両サイドの壁に吸音材を貼ると、室内から外への防音対策に効果的です。
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吸音パーテーションを設置する
自立するタイプのローパーテーションを使って、部屋の中に宅録ブースを作るのもおすすめです。パーテーションのサイズや枚数を調節することでブースの広さを変えられますし、目隠しにもなるので録音作業に集中できるというメリットもあります。
また、ローパーテーションは工事が不要なため、好きな場所に設置できるのも嬉しいポイントとなっています。
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まとめ
宅録は生活音や周囲の騒音が入らないようにすることと同時に、録音中の音が外に漏れないような配慮も必要になります。
今回紹介した吸音材や吸音パーテーションは外部への音漏れを防ぐ効果もあるので、マンションや隣の家が近い場合にもおすすめの防音対策となっています。
ただ、適当に吸音材や吸音パーテーションを設置しても本来の効果が発揮できない可能性もあるため、音の方向などを確かめながら設置しましょう!
以下の記事で設置位置や注意点について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
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