自宅での録音・配信などマイクを使う際、気をつけたいのが「部屋鳴り」です。
部屋鳴りは声のこもりやダブり、ぼやけなどの原因となり、録音のクオリティに大きく影響する要素となります。
また、Web会議やコールセンター業務など、遠隔で重要な会話をする際にも部屋鳴りはできるだけおさえたいですよね。
そこで今回は、部屋鳴りをおさえる2つの方法とおすすめの吸音材を紹介します。
部屋鳴りをおさえる2つの方法
部屋鳴りは正式には「フラッターエコー」と呼ばれる現象で、発せられた音が壁や天井にぶつかって跳ね返り、音が消えずに長時間残ってしまうことを指します。
「エコー」といえば聞こえはよいですが、必要以上の残響は音が混じるなどクリアさが軽減してしまうため、調節して適度な残響時間を目指す必要があります。
そこで、部屋鳴りをおさえたいときに有効なのが、次の3つの方法です。
マイクに近いて話す・歌う
もっとも手軽に部屋鳴りをおさえられるのが、できるだけマイクに近づいて話したり歌ったりすることです。
マイクに近づくことで周囲の音が入るのを防ぎ、部屋鳴りが起こりにくくなります。
また、マイクが壁に近いと音の跳ね返りが入りやすくなるので、壁から離した場所に設置しましょう!
環境を改善する
レコーディングスタジオのようなイメージで、吸音材などを活用して室内の反響を減らすと、より本格的な部屋鳴り対策ができます。
近年では工事不要で手軽に設置できるオシャレな吸音材も多く、機能性とインテリアを兼ねて対策できるのもよいですね!
とくに宅録や配信、Web会議、コールセンター業務などをおこなう方の場合、音のクオリティを高めるためにも、部屋の環境を整えておくのがおすすめです。
以下の記事でも「フラッターエコー」について解説しているので、あわせてご覧ください。
おすすめの吸音材
ここからは、おすすめの吸音材を紹介します。賃貸や会社などでもDIYできるアイテムなので、ぜひチェックしてみてください!
ピラミッド型スポンジ吸音材
ピラミッド型スポンジタイプの吸音材です。厚さは5cmで1枚30cm角、自由に調節できるので必要な範囲のみ設置できるのも嬉しいポイントです。
人体・環境に優しいホルムアルデヒドフリー・ハロゲンフリー素材を使用しており、お部屋のイメージにあわせて3つのカラーからお選びいただけます。
ピラミッド型スポンジ吸音材の詳細はこちらから
吸音パーテーション
自立式の吸音パーテーションです。作業場所の周りを囲ったり音が反射しやすい壁の前に置いたりと、残響音を調節しながら設置できます。
また、内側からの音を吸収してくれることにより、周りへの音漏れ防止にもなるので一石二鳥ですね!
部屋の中を仕切ったり簡易ブースを作ったりと、多用途に使えて吸音材以上の役割をしてくれるアイテムです。
吸音パーテーションの詳細はこちらから
まとめ
録音や配信中の音質は作品のクオリティに大きく影響するため、吸音材を上手に活用して部屋鳴りを防ぐのがおすすめです。
よりクリアな音になれば歌詞や会話も聞き取りやすく、聞いている側にとっても心地よいものに近づけられるはずです。
パーテーションラボでは、今回紹介したピラミッド型吸音材や吸音パーテーション以外にも、さまざまな吸音・防音材を扱っています。
部屋鳴りを防ぎたい方は、ぜひ以下のリンクから他の商品もチェックしてみてください。
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