自宅でのテレワークでは、集中できる環境づくりがとても大切です。家族やご近所さんの話し声や生活音が聞こえてくると、集中力を妨げてしまうことも少なくありません。
そこで便利なのが、自宅に設置できる「防音ブース」です。周囲からの音や情報を遮断できる防音ブースがあれば、仕事とプライベートを分けることができるので、業務効率アップにもつながるでしょう。
今回の記事では、自宅に設置する防音ブースについて詳しく紹介します。
自宅に設置する防音ブースの選び方のポイント
防音ブースはさまざまなメーカーから、多種多様なタイプが販売されています。そのため、「どの商品を選べばよいのかわからない」と悩む方も多いと思います。
自宅に設置する防音ブースの選び方のポイントとして、次の3つをおさえておきましょう。
- 部屋に入るサイズか確認する
簡単に設置できるタイプを選ぶ
防音性能もチェックしておく
1つずつ詳しく紹介していきます。
部屋に入るサイズか確認する
1つ目のポイントは、部屋に入るサイズの防音ブースを選ぶことです。防音ブースは部屋の中で組み立てるタイプも多いですが、製品によっては業者に依頼しなければならないものもあります。
また、横の4面の壁だけではなく、天井の高さに余裕があるかもチェックしておく必要があります。事務所やオフィス用などで使われる防音ブースは、高さのあるタイプも多いので注意してくださいね。
部屋に入るサイズであることと、部屋に設置したときのレイアウトもあわせて確認しておきましょう。
簡単に設置できるタイプを選ぶ
2つ目のポイントは、設置が簡単にできるかどうかです。防音ブースは、おもに「完全個室タイプ」「半個室タイプ」「オープンタイプ」の3パターンに分けることができます。
このうち「完全個室タイプ」の防音ブースは、中で音楽演奏ができるほど防音効果が高い製品もあり、パーフェクトな個室空間を手に入れられます。
ただ、その反面で費用は数十万以上が相場となり、自宅でのテレワークにはオーバースペックなものもあります。
「半個室」は天井がないタイプの防音ブースで、完全個室タイプよりも手頃な価格帯の製品が多くあります。
テレアポのように業務でマイクやスピーカーを使う職種でなければ、扉と天井がなく周囲を囲うだけの「オープンタイプ」でも対応できるでしょう。
防音レベルをチェックしておく
3つ目のポイントは、どのくらいの防音性能があるかをチェックしておくことです。騒音の大きさは「db(デシベル)」という単位で表現されますが、感じ方の目安としては次の通りとなります。
- 70db・・騒々しい事務所
60db・・掃除機・洗濯機・テレビ(発生源から1m)
50db・・静かな事務所
40db・・図書館、日中の静かな住宅地
30db・・ささやき声
(参考:https://www.skklab.com/standard_value)
このうち50〜40dbは住宅地で快適に過ごせる騒音レベルとされており、比較的多くの人が普通だと感じる基準かと思います。そのため、防音ブースを設置するのであれば、50db以下を目指すと静かで集中しやすい環境を作ることができるでしょう。
まとめ
自宅でのテレワークは、音や目に入るものによる集中力の低下が起こりやすいです。そこで、防音ブースを設置し物理的に騒音と周囲の景色を減らすことで、自宅でも集中力の高めやすい環境を作ることが可能になります。
完全個室や半個室の防音ブースはコストも高くなりやすく、部屋のスペースも取りがちです。部屋のスペースや予算に合わない場合は、防音パーテーションを使うのもおすすめです。
部屋の広さや必要なスペースに応じてサイズを変更できるので、より手軽に防音ブースを作ることができますよ。詳しい情報は、以下のリンクからご確認ください。
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