マンションやアパートなど、壁が薄く隣人の生活音や外からの騒音にお困りの方は多いと思います。
入居前にどのくらいの騒音が聞こえるのかわかればよいのですが、実際には住んでみないとわからないことが多く、あまりにも騒音問題がひどい場合には「物件選びに失敗した」と感じる方もいるかもしれません。
今回の記事では、ご自身で手軽にできる防音対策を5つ紹介します。薄い壁で周囲からの騒音がストレスになっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
薄い壁への防音対策5選
早速、薄い壁への騒音対策を5つ紹介します。今の部屋の状況や騒音の発生源なども考慮しながら、できそうな対策があれば試してみてくださいね。
遮音シート＋吸音材を壁に設置する
1つ目は、遮音シートと吸音材を組み合わせて壁に設置する方法です。遮音シートは外からの音を跳ね返す性質があり、吸音材は音を吸収して騒音を減らしてくれる効果があります。
この2つを組み合わせて壁に設置することで、隣の部屋のテレビの音や生活音などが聞こえにくくなります。ただし、賃貸のマンションやアパートの場合は退去時に原状回復義務が生じることが多く、壁紙を傷つけたり剥がしたりしないように配慮する必要があります。
壁沿いに本棚やテレビを置く
2つ目は、壁沿いに本棚やテレビを置く方法です。こちらはレイアウトの変更での防音対策で、騒音が聞こえる隣との壁の前に家具を置くことで、物理的に音を遮断する方法となります。
コストをかけずにできる防音対策の1つですが、完全な防音対策が難しいことと、壁の方に近づくほど隣人の音が聞こえてくるのがデメリット。「隣の音が少し気になる」程度であれば効果が得られるかもしれません。
壁沿いにパーテーションを置く
3つ目は、防音・吸音効果のある素材を使ったパーテーションを壁沿いに設置する方法です。
防音や吸音効果のあるパーテーションは、それぞれ「周囲からの音」と「部屋の中からの音」への対策として有効です。可動式のローパーテーションなら設置工事も不要で、音がしてくる壁の前に置いておくだけでOKです。
使い方によっては個室のようにブースの作成もできるので、用途に合わせて活用できるところも嬉しいポイントとなっています。
防音カーテンをつける
4つ目は、窓に防音カーテンをつける方法です。壁自体に厚みがある場合でも、窓から外の話し声が聞こえてくることもあると思います。
また、大きな道路や電車の線路が家の近くにある場合、外からの騒音に悩まされるケースも少なくありません。このような場合は、「窓の防音対策」として防音カーテンを設置することで、外部から聞こえる騒音をシャットダウンすることができます。
まとめ
マンションやアパートでは隣同士の壁がくっついていることから、壁の薄さは生活の満足度に大きく影響します。
あまりにも騒音がひどい場合はストレスを感じ、日常生活そのものが苦痛になることもあるでしょう。
「何をしたら良いのかわからない」という方には、まずは置くだけで防音・吸音効果が得られるパーテーションを試してみるのがおすすめです。
自宅の壁が薄く騒音にお困りの方は、ぜひ本記事を参考に防音対策をおこなってみてください。
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