さまざまな場面で目にすることが増えた「パワーナップ」というフレーズ。
なんとなく昼寝のことであると理解していても、具体的にどのようなことを指すのかわからない方も多いのではないでしょうか?
パワーナップは生産性向上に期待できることから、近年注目されています。
今回の記事では、パワーナップの定義や期待できる効果、効果を高めるやり方について紹介します。
そもそもパワーナップとは?
パワーナップとは、アメリカの社会心理学者であり元大学教授のジェームス・マース氏によって提唱された「短時間の睡眠=仮眠」のことです。
短時間で睡眠の効果を最大に引き出すことにより、脳の処理を軽減させて効率よく休ませられるというもの。
パワーナップによるメリットはたくさんありますが、業務遂行力や注意力の向上、疲労回復効果アップなど、仕事を円滑に進めるうえで高めたい効果ばかりです。
ほかにも、ストレス軽減、記憶力の向上、認知症・心臓疾患の予防にもつながるとされており、健康を維持する効果にも期待できると考えられています。
パワーナップと昼寝の違いは
パワーナップは昼寝や仮眠と同じ意味で使われることが多く、とくに区別する必要はありません。
英語で力を増すという意味の「Power up」と、昼寝を意味する「nap」を組み合わせた造語として「Power nap」という単語が作られたといわれています。
パワーナップの効果を高めるやり方
パワーナップは、短時間で眠って起きることが最大のコツとなります。
具体的なやり方と、スムーズに起きるためのポイントを以下にまとめてみました。
時間 | 12時〜15時の間に15〜20分睡眠 |
場所 |
など |
姿勢 |
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環境 |
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明るさ |
|
パワーナップは、熟睡状態を避けるために15〜20分程度で起床します。
また、パワーナップで寝すぎると夜寝られなくなる可能性があるので、静かな場所でアラームをかけて必ず短時間で起きるようにしましょう。
もし周囲の音や明るさが気になるようであれば、吸音パーテーションで仮眠スペースを作るのがおすすめです。
パーソナルスペースを確保しやすくなるため心理的にもリラックスしやすくなり、よりパワーナップの効率を高めることができます。
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まとめ
パワーナップは、たった数分の睡眠でたくさんのメリットがあることから、GoogleやNIKEなどの世界的企業をはじめ日本でも取り入れる企業が増えています。
もしパワーナップ中に眠れなかったとしても、目をつぶるだけで視覚情報が遮断されて、脳の処理能力を減らせるといわれています。
オフィスでのパワーナップが難しいと感じている方は、ぜひ吸音パーテーションの設置を検討してみてくださいね。
ぜひパワーナップを取り入れて、業務効率アップや生産性の向上を目指しましょう!