体の構造を考慮して設計されているゲーミングチェアですが、
- 長時間座ると疲れる
腰が痛い
首が凝る
と悩む方も少なくありません。せっかく良いゲーミングチェアを購入しても、快適に座れなければ意味がありませんよね。
このような悩みの原因は姿勢の悪さにつながる「座り方」に問題があると考えられます。
そこで今回の記事では、ゲーミングチェアの座り方と、綺麗な姿勢を保つコツを紹介します。
ゲーミングチェアの正しい座り方
早速、ゲーミングチェアの正しい座り方をみていきましょう。まずはおさえておきたい3つのポイントについて紹介していきます。
深く座る
ゲーミングチェアに座るときは、背骨を自然なS字カーブに保てるよう、お尻を深めに座って骨盤を立てることを意識することが大切です。
どうしても長時間座っていると猫背になtたり、お尻を前に滑らせて背中の上の方を背もたれに寄りかかったりしやすくなります。
しかし、この姿勢では骨盤が後傾してしまうため、腰に負担がかかりやすくなります。
座面の奥にしっかりとお尻を置いて深く座ることで、骨盤を立てることができて上体を起こしやすくなります。
足の裏が床に着く高さにする
上記で紹介した体勢で、足の裏が床に着くように椅子の高さを調節しましょう。
床に足がつかないほど高くしたり、膝が90度より鋭角に曲がるほど低いのはNGです。
両足がちょうど床に着く高さにすることで、負担なく綺麗な姿勢をキープしやすくなります。
腕が90度になるようにする
調節できるアームレストであれば、腕の高さや角度を調節して90度になるように設定しましょう。
さらに、椅子に座ってデスクに手を置いたときの肘の角度も90度が望ましいとされています。
そのため、ゲーミングチェアとデスクとの高さの差を考慮して選ぶことも大切です。
綺麗な姿勢を保つコツ
ここからは、座った状態で姿勢を綺麗にキープするコツを3つ紹介します。
ヘッドレストを活用する
長時間モニターを見ていると、無意識に頭の重さで前のめりになったりあごが上がったりすることがあります。
疲れてきたと感じたら、ヘッドレストに頭を預けてリラックスするようにしましょう。
時々ヘッドレストに頭を預けることで、首回りが脱力できて負担軽減につながります。
体に合うゲーミングチェアを選ぶ
一口にゲーミングチェアといっても、背もたれの形状やクッション性、高さなどはさまざまです。
いくら有名で人気のゲーミングチェアでも、自分の体に合っていなければ正しい姿勢が取れず、負担がかかります。
そのため、必ず自然に正しい姿勢が取れるゲーミングチェアを選びましょう。
以下の記事でゲーミングチェアの選び方とおすすめ商品を紹介しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:失敗しないゲーミングチェアの選び方とおすすめ3選を紹介
時々立ち上がってストレッチする
長時間の座りっぱなしは、腰痛や肥満、心臓病、がんなど、さまざまな病気のリスクを高めるといわれています。
ゲームや作業に夢中になっていると、つい時間を忘れて座りっぱなしになってしまいますが、30分〜1時間に1回は立ち上がるようにしましょう。
軽めでもよいので、スクワットやカカト・爪先あげ、肩甲骨回しなどのストレッチを取り入れるとよりよいです。
まとめ
ゲーミングチェアは一般的な椅子よりも高い機能性が魅力ですが、どんなに体に合うゲーミングチェアでも、長時間座っていると体に悪影響を及ぼします。
今回紹介した正しい座り方を意識して、定期的に立ち上がってストレッチして体への負担を軽減しましょう。
また、ゲーミングチェアに座った時に違和感を感じる場合は、体に合っていないのかもしれません。
その場合は、買い替えも視野に入れて体に合うゲーミングチェアを使いましょう。
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