オフィスにおける安全性確保のため、監視カメラを設置している企業は多いです。
しかし、個人情報保護などの観点では、オフィスの監視カメラは「従業員のプライバシーを侵害している」とも考えられ、設置の仕方には注意しなければなりません。
そこで本記事では、オフィスの監視カメラから従業員のプライバシーを守るために、注意しておきたいポイントを紹介します。
オフィスでの監視カメラの役割
風通しのよい職場づくりが求められる近年、オープンオフィスの導入などオフィス環境が変わりつつあります。
しかしその一方で、労務管理や出退勤チェック、ハラスメントの実態など、労働環境の整備が進まない企業も少なくありません。
また、現金や備品などの物品、機密資料の盗難、不法侵入などの防犯面でも、証拠を映像として残せる監視カメラは重要な役割を果たします。
オフィスの監視カメラの注意点
では、オフィスに監視カメラを設置する際、どのようなポイントに注意すべきでしょうか。
ここからは、オフィスでの監視カメラ設置に関する注意点を紹介します。
設置場所
オフィスに監視カメラを設置するのであれば、死角となる部分がない場所への設置が理想です。
監視カメラのためにレイアウトを変更するのが難しい場合は複数台設置し、死角がない状態で撮影できるようにしましょう。
業務中の従業員や機密資料の保管場所、出入り口など重要な部分が映っていなければ意味がありません。
また、トイレや更衣室の中などは当然つけられませんので、出入り口付近に設置する場合もカメラの角度に気をつける必要があります。
プライバシーの保護
監視カメラの設置により、従業員がストレスを感じる可能性もあります。なかには「いつも見られている気がする」「映されたくない」と考える従業員もいるかもしれません。
ほとんどの従業員は時間の経過とともに慣れると考えられますが、監視カメラを気にするあまり業務へのパフォーマンスが落ちるようであれば、パーテーションを設置するなどの方法も検討しましょう。
また、これから監視カメラを設置する場合は、設置することを事前に周知するとともに、なぜ監視カメラを設置するのか理由を説明しておくことが大切です。
まとめ
オフィスでの監視カメラは労働環境の把握や防犯面に役立ちますが、その反面、従業員へのプライバシーにも配慮しなければなりません。
防犯カメラの設置により集中力が散漫になるなどの問題が生じた場合は、卓上パーテーションを設置して集中しやすい環境を作るなどの取り組みをおこないましょう。
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