近年ではYoutubeやTikTokの配信者の増加にともない、「自宅でも高品質な録音を目指したい」と考える方も多いと思います。
プロのミュージシャンやバンドであれば、録音や編集はレコーディングスタジオでおこないますが、仕事でなければ頻繁にスタジオへ通うのは難しいですよね。
そこで、「自宅の一部をレコーディングスタジオにしてみたい」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回の記事では、そんな方に向けてレコーディングスタジオを自作する2つの方法を紹介します。
レコーディングスタジオを自作する2つの方法
早速、レコーディングスタジオを自作する方法として、以下の2つを紹介します。
- 既存の部屋に防音対策を施す
市販の防音ブースを部屋の中に設置する - 業者に頼らないとなると出来ることは限られますが、何の対策も取らないよりも録音の品質をあげることは可能です。
それぞれの方法について、以下で詳しくみていきましょう。
①既存の部屋に防音対策を施す
自宅に専用レコーディングスタジオを作るとなれば、100万円以上の工事費用が必要になることも珍しくなく、コストがかかりすぎて難しいと感じる方も多いと思います。
既存の部屋に防音対策のであれば壁や床に防音材を貼り付ける方法が手軽で、DIYでも残響時間を調節しながらスタジオを作っていけるというメリットもあります。
ただ、適切にレコーディングスタジオを作るた目には、「音」そのものの性質や、遮音・吸音・防音などの知識も必要になります。
ただ単に防音グッズを貼れば良いというわけではなく、音の跳ね返る場所にあわせて防音材や吸音材を設置し、その数や材質などによって厳密な録音品質は変わります。
吸音と防音の違いについて以下の記事で詳しく解説していますので、まずはこれらの違いを理解しておきましょう。
関連記事:吸音と防音の違いとは?
②市販の防音・吸音ブースを部屋の中に設置する
防音・吸音効果のあるパーテーションを組み合わせることで、簡易的な録音ブースを作ることができます。
楽器メーカーからも防音ルームが販売されていますが、そちらの簡易版といった感じをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
以下のようなパーテーションを使って、外に音を漏らさずに程よい残響時間になるように広さや設置方法を検討してみる方法もあります。
吸音パーテーションは、内側の音の反響を減らす効果があるので、レコーディング時の残響調節などにも役立てられます。
このようなパーテーションを使って工夫すれば、部屋の中に簡易レコーディングブースを作ることができます。
まとめ
パーテーションラボでは、スポンジタイプの吸音材や防音・吸音パーテーションなど、レコーディングスタジオの自作に活用できるアイテムを販売しています。
自宅での録音環境をよりよくしたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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