開放的で自由度の高いオープンオフィスですが、「集中できない」と感じる人も少なくないようです。
確かにオープンオフィスは、コミュニケーション向上や従業員の行動を把握しやすいなどのメリットもあります。
しかし、従業員が集中できないと感じるようであれば、業務効率や生産性の低下にも影響を及ぼすことになりかねませんよね・・
そこで本記事では、オープンオフィスで集中できないときの対策を紹介します。
オープンオフィスで集中できないときの対策4つ
アメリカの多くの企業で導入されたオープンオフィスですが、近年では日本でもオープンオフィスやフリーアドレス制度を取り入れている企業が増えています。
ただ、必ずしも開放的なオフィスが良いかというとそうでもなく、賛成派の意見もあればそうでない意見があるのも事実です。
とくに、オープンオフィスは従来のワークスペースと比べて視界が広く、音を遮るものがないために、「騒音が多い」「反響しやすい」のは大きなデメリット。
そこで、オープンオフィスで集中できない場合、次のような対策を取ってみましょう。
イヤホン・ヘッドフォンを活用する
もっとも手軽にできるのが、イヤホンやヘッドフォンの活用です。単純に耳をふさぐことで、周囲から発せられる騒音を聞こえづらくできて、集中力を高めやすくなります。
さらに、ノイズキャンセリング機能が搭載されたイヤホンやヘッドフォンなら、かなりの環境音を軽減できるでしょう。
ただし、あまりいつもイヤホンやヘッドフォンをしていると「話しかけづらい」と周囲から思われやすくなり、コミュニケーションの妨げになりかねないので注意が必要です。
一時的に退出する
オフィスで集中できずに悩んでしまう時間を無駄に過ごすのであれば、一時的にオフィスから出てみるのもよいかもしれません。
同じ場所でじっとしているだけでも集中力は自然と切れてくるものなので、気分転換をかねて外の空気を吸いに行くのもよいでしょう。
騒音で集中できずイライラしてしまうときも、少し歩いてみると気を紛らわすことができますよ。
席を移動する
フリーアドレスでなければ自由に席を移動するのは難しいかもしれませんが、上司に相談して他の席に移動するのも1つの方法です。
騒音はオフィスでトラブルになりやすい要素の1つなので、ストレスが溜まる前に相談してみることをおすすめします。
ただ、社内でチームなどを組んでいる場合は勝手に移動できないので、「どうしても」という場合のみ相談するとよいでしょう。
卓上のパーテーションを置いてみる
オープンオフィスは開放感のあるレイアウトのため、背の高いオフィス家具を設置することはあまりありません。
そこで、オープンオフィスのよさを残しつつ騒音を防ぐために、卓上パーテーションを設置してみる方法もあります。
卓上パーテーションであれば「座っていると周囲が見えない」「立つと周囲が見える」という状態を作ることができるので、圧迫感を出すことなく騒音や視線を遮ることができます。
特におすすめなのなのが吸音素材を使った卓上パーテーションで、周囲の音も自分から発する音も軽減する効果があり集中力を高めやすくなります。
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まとめ
オープンオフィスが良いか悪いかは一概に決められるものではなく、合うオフィスもあればそうでないオフィスもあります。
ただ、オープンオフィスは他の従業員の話し声や作業音、動作が気になる環境になりやすいため、注意しなければなりません。
今回紹介した内容を参考に、できるだけストレスを溜めずに、快適に働けるように個人でできる対策をとってみてくださいね。